■ゴッドマウンテンとの出会い
当社は1990年よりスペシャルティコーヒーを求め、世界各国の生産国を飛び回り、1994年に訪問したインドネシアバリ島で生産されるコーヒーが栽培にふさわしい生育環境であること、独特の風味に可能性を感じ、同島のマユンガン地区の一角を弊社農園として運営を開始したのが始まりです。それ以来年に一度農園を訪問し、高品質なスペシャルティコーヒーを生産するための試行錯誤を生産者様と取り組み、完成したのが弊社オリジナルコーヒー『ゴッドマウンテン』です。
■完熟果実を1粒ずつ収穫
コーヒーの実は真っ赤に熟したものを収穫することが、高品質で安定した味わいにつながります。生産者様には1995年より収穫していただくコーヒーチェリーの色をルール化し、風味に影響を与える熟していない実を収穫しないように一粒ずつ手収穫頂いています。収穫した実は3時間以内に精選処理を行う為、雑味の無い非常にクリアーな味わいになります。
■乾燥方法のこだわり
コーヒーの品質を左右する工程の一つに乾燥方法があります。同エリアでは従来コーヒーの実から生豆を取り出した後、コンクリートにて天日乾燥を行うことが一般的でしたが、通気性が悪く乾燥が不十分であることがあったので、アフリカの生産国で行われる乾燥方法『アフリカンベッド』による乾燥を導入。これによって通気性を保ちながら乾燥することが可能になり、安定した味わいのコーヒーの生産を可能にしております。
■生豆のハンドピック
生産されたコーヒー生豆は機械によって選別され、グレーディング(規格化)されますが、機械だけでは取り除くことのできない、異物や、コーヒーの風味に影響を与える『欠点豆』とよばれるコーヒー豆が混入している可能性があります。ゴッドマウンテンはより選別度合を高めるために生産者様に一粒ずつ生豆を確認して頂くハンドピックをお願いしております。時間も労力もかかりますが、この工程によって雑味の無い非常にクリアーな味わいが生まれます。