エルサルバドル パカマラナチュラル グロリア農園 200g
■エルサルバドルという生産国
エルサルバドルは中米の代表的なコーヒー生産国で、19世紀初頭から本格的な栽培が始まりました。年間生産量は
約60万〜80万袋(60kg換算)で、その大半が小規模農家によって生産されています。主にアラビカ種が栽培されており、
ブルボンやパカマラなどの高品質品種が中心です。
栽培地はサンタアナ火山やアパネカ・イラマテペケ地域などの標高の
高い地域に集中しており、火山性の土壌と気候条件が独特の風味を育みます。近年ではマイクロロットや
スペシャルティコーヒーの生産にも力を入れており、輸出はオークションやダイレクトトレードを通じて行われています。
■パカマラという品種
パカマラはエルサルバドルで開発されたアラビカ種の交配品種で、「パーカス」と「マラゴジッペ」を
掛け合わせて生まれました。大粒の豆が特徴で、華やかな香りと明るい酸味、なめらかな口当たり、
フルーティで複雑な風味が評価されています。
スペシャルティコーヒー市場でも高い人気を誇り、品評会でも注目される品種の一つです。
標高の高いエリアで栽培されることで、さらに風味が際立ちます。
■グロリア農園の特徴
サン・サルバドル火山の斜面に位置する本農園は標高も高く、コーヒー栽培に適した土壌と気候に恵まれています。
本農園では山の中腹にありながら広い乾燥場や、自前で果肉を除去するパルパーやパーチメントを除去するドライミルを
もっており、収穫から脱殻までの工程を一貫して行う品質管理を実施しており、
トレーサビリティのあるコーヒーを生産しております。
■商品基本情報
収穫地域:エル・ボルロン、ケサルテケペ
標高 :1,220-1,770m
規格 :SHG
精選 :ナチュラル
土壌 :火山性土壌
焙煎度合:ハイロースト
■風味特徴
甘味とほのかな酸味を伴ったオレンジのような
優しい酸味、キャラメルを思わせる甘味